9月8日(日)能登チャリティーオークション@フォーシーズンズホテル東京大手町
蒔絵師、漆芸作家 井坂友美氏
2016年 箱瀬淳一氏に師事 2018年 金沢城兼六園大茶会工芸作品公募展入選 2020年 年季明け、独立し長野県佐久穂町へ移転 2021年 第40回長野県工芸展 40回記念賞受賞 2022年 「漆 伴野崇・井坂友美展」(ギャラリーおかりや)、 「第6回ファースト・パトロネージュ・プログラム」出品(3331ArtsChiyoda) 、「漆・くらしのうつわ展」(西武池袋本店)(2023)
Lot,1 井坂 友美作 高脚盃 黒 苺唐草
予想価格 75000-90000yen 開始価格 75000yen
φ95mm H9mm 素材 イチョウ、漆、金、青金、夜光貝 桐箱付
苺をコンセプトにした唐草模様を描きました。脚の付け根には赤く発色する箇所のみを丸く切り取った夜光貝を漆で貼っています。内側にも蒔絵を施し、日本酒だけでなく洋酒もお楽しみ頂ける盃です。
Lot,2 井坂 友美作 手鏡 さくら
予想価格 85000-100000yen 開始価格 85000yen
φ65mm H112mm 素材 トチ、漆、金、銀、白蝶貝、ガラス(鏡)
「持ち歩き出来る蒔絵」をコンセプトに制作しました。明るい白漆を塗ったのち、伝統的な桜の花を金や銀だけでなく色漆を使って多彩に描きました。真ん中には瑞鳥を白蝶貝であしらい全体で花喰鳥文様をあらわしています。
輪島塗しおやす漆器工房
輪島塗しおやす漆器工房は、安政五年(1858年)初代塩安忠左衛門が、輪島塗の塗師として独立した日よりはじまります。 塗師屋として輪島塗の総合プロデュース業を始めたのは三代目 塩安政之蒸で、時代は明治四十年(1907年)のことです。 昭和に入り戦争を経て日本が復興していく中、四代目塩安誠治が、店舗を開設し、現在のしおやす漆器工房の基礎が出来ました。現社長は眞一 五代目に当たり その息子康平が六代目になる予定です。 現在、塗りの職人7人で輪島塗を作っております。工房は広く皆様に開放し見学可能になっています。
Lot,3 輪島塗ビアカップ Wassa
予想価格 130000-150000yen 開始価格 110000yen
直径77mm×高さ97mm
Wassa とは 輪島でいたずらする事、試しにやってみる事を「ワッサする」と言います。 このカップは輪島塗の伝統技法をそのままに 最後の仕上げの上塗りで上塗り師がワッサしてみたものです。たっぷりの上塗り漆で一刷毛描いてみました。 同じ物は一つとしてない 気軽に使える輪島塗カップです。 ビール、水割り、ハイボールなどの冷たいものから お湯割りやお茶、コーヒーなど 保温性があり 冷たさ、熱さが伝わりにくいので持ちやすいく 軽いのでお年寄りや子供さんにも向いています。
蒔絵師、山崎 友典氏
1976年 広島県生まれ 2003年 輪島漆芸技術研修所 入学 2006年 日本現代工芸美術展 入選 2008年 輪島漆芸技術研修所 卒業 箱瀬 淳一に師事 2009年 日展 入選 2011年 日本現代工芸美術展 現代工芸賞
Lot,4 山崎友典作 たらし文様蒔絵 高足小皿 5皿セット
予想価格 350,000-400000yen 開始価格 200000yen
∅ 118mm 高さ 38mm 個別箱付き
珠洲焼作家 中山達磨
珠洲焼は、12~15世紀(平安時代末期―室町時代後期)にかけ、現在の石川県珠洲市周辺で生産された焼き物。古墳時代に朝鮮半島から伝わった須恵器をルーツとする。500年途絶えた後、考古学調査を経て1961(昭和36)年に「珠洲焼」と命名された。高温の窯で酸欠状態にして仕上げることで灰黒色となる。県指定伝統的工芸品。その珠洲焼を今から40年前に甦らせたのが、中山達磨氏。
昭和27年石川県金沢市生まれ 昭和57年珠洲飯塚窯開窯 平成25年石川県伝統産業優秀技術者・功労者表彰を受ける
Lot,5 珠洲焼 抹茶碗
予想価格 60,000-80,000yen 開始価格 40,000yen
専用木箱、箱書きを落札後の作成しお届けします。
Lot,6 珠洲焼 壁掛け花器
予想価格 160,000-200,000yen 開始価格 120,000yen
専用木箱、箱書きを落札後の作成しお届けします。
Lot,7 珠洲焼 抹茶碗 灰被り
予想価格 170,000-250,000yen 開始価格 140,000yen
専用木箱、箱書きを落札後の作成しお届けします。
茶平漆器店 塗師 茶平一斎
漆匠 茶平一斎 茶平一斎工房は約80年に渡り茶の湯漆芸を手掛ける工房として歩み 技を尽くした華麗な意匠が全国の茶人に好まれています。 一斎の号は茶道宗家宗偏流家元から受けたものであり 代々の主人が受け継ぎ私が平成25年に三代一斎を継承しました。 伝統を大切にし、漆の可能性を広げるために日々研鑽しております。
Lot,8 平棗 雪月花
予想価格 220,000-250,000yen 開始価格 110,000yen
直径8.0×高6.0 天然木、金、銀、貝、卵殻
Lot,9 平棗 神奈川沖浪裏
予想価格 500,000-600,000yen 開始価格 280,000yen
直径8.0×高6.0 天然木、金、銀
Lot,10 香合 蛍袋
予想価格 800,000-900,000yen 開始価格 450,000yen
直径8.0×高2.0 天然木、金、貝
池端 隼也「ラトリエ・ドゥ・ノト」シェフ
1979年、石川県輪島市生まれ。辻調理師専門学校を卒業後、大阪『カランドリエ』を経て2006年に渡仏、パリのロブションなど星つきレストランで4年半、腕を磨く。フランス料理に携わる中で、料理人として故郷である能登の素晴らしさを世界に発信したいと考えるようになる。帰国後、2014年に地元輪島で『ラトリエ ドゥ ノト』を開業。同店はミシュラン一つ星を獲得。
Lot,11 アンダース東京プライベートダイニング12名まで 2025年開催
予想価格 350,000-400,000yen 開始価格 250,000yen
蒔絵師、漆芸作家 箱瀬淳一
1975年に蒔絵師である田中勝氏に師事をし、5年後には独立。そこから自分の感性に従い作品を作り続けてきた。時には時代に抗い、きらびやかな蒔絵が全盛期とあれば敢えて無地の漆器を作り周りが無地に寄れば、自分を蒔絵で表現した。あまのじゃくとも思われながらも、自分を応援してくださる人たちがいた。これからも自由に、その時代に合った漆の表現を極めていきたいと思う。ヴァンクリーフ&アーペル、シャネルやクリストフルなど、多くのラグジュアリーブランドとコラボしている。
Lot,12 丸二段筥(茶)潮の径
予想価格 400,000-450,000yen 開始価格 200,000yen
φ14.8cm*H11.9cm
Lot,13 飾皿(東京)東京駅
φ13.8cm*H3.8cm
予想価格 250,000-300,000yen 開始価格 190,000yen
Lot,14 面取二段重(紺)春夏秋冬の夜空
予想価格 1,300,000-1,500,000yen 開始価格 450,000yen
30.3cm*19.7cm*H16.3cm 小皿の付属はございません。
ケビンチェン様 ご協賛
Lot,15 The Yohei Fukuda Wine Carrier(1枚目の写真パープルを出品)
予想価格 250,000-300,000yen 開始価格 150,000yen
ビスポークシューズ業界のレジェンドである福田洋平氏は、2008 年以来、最もエレガントで洗練された男性用靴を作り続けています。このワインキャリアは、福田洋平氏がマスターズシリーズのために特別にデザイン、製作したものです。 福田洋平氏の卓越した職人技のすべての特徴が表現された、一品です。
輸入家具アピス様 ご協賛
上質な家具を製造する多数のメーカーと直接取引しているため現地と同等の価格にてご提供しています。創業者がイタリア家具に魅せられ、はじめてイタリアへ家具の買い付けに行った時、驚いたのは現地の価格と、日本での価格の差があまりにも大きいことでした。当社は「イタリア現地価格と同等の価格」に徹底的にこだわり、現地メーカーや工場と直接取引すること、そして信頼関係を築くことで、同業他社では真似の出来ないラインナップ、そして質と価格を実現しました。また、家具は長く使うことで、愛着がさらに増すものです。当社は購入後のメンテナンス部門にも力を入れており、お気に入りの家具を長くご使用いただくお手伝いもさせていただいております。オーダー、セミオーダーのご相談も承っておりますので、世界に一つしかないあなただけの家具もお届けすることができます。メンテナンス部門も設けているので、アフターサービスも万全です。
Lot,16 世界に一つだけの貴方のアンティークチェアを作りませんか?
予想価格 400,000-450,000yen 開始価格 200,000yen
現在生産終了となったカリモク(カリモク家具株式会社)の最高峰DOMANI Louis XV (ルイ15)シリーズのフレームを使用してオリジナルアンティークチェアー を製作いたします。フレームは1980年代と推定。カリモク社がイタリアのフレームメーカーからパーツを輸入し、調湿調整等を行った上で本場の彫りを日本仕様に組み上げた、最も手が掛かっているチェアフレーム。 今では再現不可能な卓越した技術で製作された、チェアフレームにご希望のカラーレザーで、オリジナルのアンティークチェアを製作いたします。 レザーはカラーサンプルからご選択いただけます。本革か、ビニールレザーはおおよそどんな色でも張ることが可能。高級家具を取り扱うAPISの手で新品に仕上げます。
ザ・キュレーションホテル様 ご協賛
600㎡の大空間が叶える、エンターテインメントな滞在。 テーマは熱海の海と山、そして伝統芸能。 保養所としての役目を終えた、1976年築のコンクリート建築を大胆にリノベーションし、 自然素材をふんだんに用いた心地よい空間へと昇華させました。 LDKは天井高4メートルの開放的な空間。壁には雄大な富士の絵が飾られ、窓の外に目をやれば、 熱海の穏やかな海も楽しめます。LDKの広さは約100㎡。デッキテラスやオープンキッチンとも シームレスにつながっているので、ゲストを招いてのパーティーもおすすめです。 館内には、いたるところにコンテンポラリーアートや伝統工芸品がちりばめられています。 4つの寝室は3人の国際的デザイナーによる「NOU」「CHASHITSU」「MIZU」「YAMA」 という異なるテーマでのデザイン。 2つある浴室では、信楽焼の浴槽と桐の浴槽で熱海温泉を ゆったりとお愉しみいただけます。
Lot,17 スイートヴィラ キュレーション 熱海 桃山雅苑 一泊一棟貸し4部屋(定員最大8名)オーナーよりドンペリ一本プレゼント
予想価格 450,000-550,000yen 開始価格 250,000yen
桜アンティキテ様 ご協賛
Lot,18 シャネル•コスチューム•ジュエリー 1954〜60年代プロトタイプ(未使用品)
予想価格 2,000,000-2,500,000yen 開始価格 900,000yen
AN INPORTANT GILT METAL, GREEN MOLTEN GLASS AND RED GLASS BEAD PENDANT NECKLACE
1954〜71年 42.0cm
東インド文明の影響を受けた作品。象徴的な模様が透かし彫りにされた船形のチェーンのネックレス。ペンダントヘッド部分は、中央に船形の緑のペーストガラスをあしらった透かし彫りからは、葉飾りのついた赤いガラスビーズが9列に垂れ下がり、間隔を空け交互に先端には人物像がほどこされている。シャネルのサインが刻まれている。
MICO MAI (ミコ マイ) 鬼道アーティスト MICO MAIは1988年生まれ、邪馬台国の卑弥呼の鬼道(神降し)つまり”神技”を使い神をストーリーや詩と添えて作品を創る。8歳から瞑想し、10歳で開き、15歳でカナダ、アメリカ、イギリスで学ぶ。芸術大学 Central Saint Martins卒業後、日本に帰国。聖人に選ばれ竹生島の大弁才天、出羽三山の瀬織津姫、能登の大国主と天之冬衣神に神々の姿絵、鬼道舞、映画を奉納した。現在、日本人の為に100年先の未来へ繋ぐ、アートプロジェクトの一環として、能登の工芸の復興支援を行なっている。
Lot,19 MICO MAI 作品 『神の声が聴こえるジパング ~ This is Japan ~』 能登重蔵神社奉納対作品
予想価格 2,500,000-3,000,000yen 開始価格 900,000yen
作品には地震で壊れた輪島塗のパーツが使用され、能登の美しい未来をお願って製作されました。 本作品は対作品となっており、もう一つは、8/1に能登の重蔵神社に奉納され、神社が修復されるまでは、 輪島塗塩安工房で保管中です。神社が再建すると、その作品も神社でご覧いただけるようになります。 一対タイトル: 神の声が聴こえるジパング 作品タイトル: This is Japan 作品の登場人物: アマテラス、日向(邪馬台国の卑弥呼)、大国主、天之冬衣神、能登の人々 ストーリー: 日本の始まり (原点) 日の国、日本、自然(じねん)と共に生きて来た。 じねんと共に生き、 そして共に死ぬ。 自然、祈り、命、魂は皆一つ。 忘れる事なかれ。 解説: 出雲から能登を作った神々大国主、 天之冬衣神を祀る重蔵神社。今回の作品では、1300年前に作られた古事記の続きを書いてみました。 地の神々に天照大神から祝福と天に通じる箱舟に能登の人々の魂、希望、喜び、勇気、愛を乗せて音と共に 上がっていく様を作品で表現しました。